医者はすべての治療法を知る真の専門家となり得るか?

私は一人の医者として「側弯症は何をしても治りません」とは言えない。
かといって統計的に効果が実証されていない運動療法やサプリメント
または整体といったマッサージ療法に近いものもお勧めはできない。

おそらくほとんどの医者がそうだと思うが、実証されていない東洋医学的な
治療法を完全に否定はしないが、患者の責任で試してみて下さいというのが
普通だと思う。 やはり医者は医学的に証明されたものしか自信をもって進めることは
できないからである。

ところが必至に治療法を探す患者さんの立場では東洋、西洋関係なく
医療の専門家である医師にほんの少しの可能性であっても
側弯症が改善した方法を紹介してもらいたいと思っているわけである。

ついつい忙しさのせいで自分の専門外と考えている東洋医学のことも
患者から相談されると、それは患者の責任でどうぞと言ってしまうのである。

自分が患者になってみて始めて気づくこともたくさんあるが、患者さんからみたら
医者はすべての医療の専門家であって欲しいと思っているのである。

例えば側弯症であれば、運動療法や整体の方法など、すべてこの世に存在する
側弯症の治療法を研究し、患者さんに総合的なサポートをしてあげられるような医者に
なって欲しいと思っているのである。

私は外科ではないので外科的側弯症に対する治療の技術について
詳しく述べることはできないが、側弯症の患者を支える医師として
世界のありとあらゆる治療法について研究しておく義務があると思う。

それこそ側弯症の治療法について何でも知っている本当の意味での
専門家に近づき、患者さんに適切なアドバイスができるようになりたいと思う。

2012年になり改めて頑張りたいと思った今日この頃である。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong> <img localsrc="" alt="">