側湾症の種類と、なる確率とは?

側湾症と言っても実はさまざまな種類があり、
発症する確率が違う上に、またそれぞれの原因や
治療法も違います。

S字型側弯















ですから自分がどの側湾症であるかを知ることは
とても大切なことで、正しい診断がその後の治療の効果に
大きな違いをもたらします。

以前の記事「側湾症になる確率と統計」で詳しく述べたように
側湾症になる確率はおよそ100人のうち1人がなるほどの
とても頻繁に見られる病気です。

そのすべての側湾症のうち、思春期におこる特発性側湾症が一番多く
約80%の側湾症が特発性だと世界の医学調査で出ています。

思春期特発性側湾症(AIS)とはおもに成長期の子供
女子で言えば9歳から13歳頃、
男子で言えば13歳から18歳の頃に多く発症する
原因が一つに特定できない側湾症のことを言います。

「特発性」という医学用語は「原因不明の」という意味ですが
原因がないわけではなく、単に一つの原因に特定できない、
つまり遺伝や食習慣、ホルモンの異常などのさまざまな原因が
重なりあって発症するものだと考えられています。

よく特発性側湾症を「突発性」と書く人がいますが
「突発性」とは突然発症する病気という意味で
じわじわと発症する上記の側湾症は
正しくは特発性側湾症と書くべきです。

残り20%に属する側湾症は「症候性側湾症」
つまり原因が特定できる側湾症です。

症候性側湾症の一つに先天性側湾症(骨障害性側湾症)というものがあり
全体の側湾症の約5~7%が先天性側湾症です。

先天性側湾症とは生まれた時にすでに脊椎に異常があり
椎体(椎骨)が三角に変形していたり、隣接する椎骨が融合して
一つの骨のように固まってしまっていたりすることによって
側湾症を発症したもので、原因は主に胎児の脊椎が成長する
妊娠3週目から6週間の間に母親が何らかの病気や薬の使用
または事故やストレスなど胎児の脊椎の成長に異常をおこしてしまう
ことが原因でおこります。

生まれつきの側湾症

この場合脊椎にすでに異常があるわけで、
正常な赤ちゃんの成長を
促すためには手術が必要です。
何もせずに治ることはありませんので
すぐに専門の医者に相談に行くべきです。

この他にも結合組織の異常の病気(マルファン症候群)や
脊椎の腫瘍によっておこる外傷性側湾症。
脳性麻痺、骨髄麻痺などの神経系の病気や
筋ジストロフィーなどの神経や筋肉の異常の病気に伴って発症する
麻痺性側湾症も数%あります。
これらは背景にある病気が原因となって側湾症を発症しているので
専門医による治療が必要です。

特発性側湾症を含めた上記の側湾症は構築性側湾症とも呼ばれ
脊椎の異常発達によっておこる側湾症で専門医による診療が必須です。

残りの10%ぐらいに含まれる側湾症は機能性側湾症と呼ばれ
脊椎自体に異常はなく、生活様式や横になるときの日常のくせ、
又は仕事などで片方の肩に絶えず偏った重さをかけていたり
脚の長さの微妙な違いが体を傾かせ側弯をおこします。

この機能性側湾症は脊椎に異常はないので原因である日常のくせや
脚の長さなどを治せば脊椎は真っ直ぐに戻ります。
整体やカイロプラクティックなどは脊椎とそれを支える筋肉の
左右のバランスを整え調整するので機能性側湾症の治療に
とても効果があります。

上に述べたように側湾症のタイプによって治療法も違うので
まずは専門の医者に見てもらい正しい診断をしてもらうことは
とても大切なことです。

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