側弯矯正手術の最大の効果とは?

さて実際に側弯矯正手術を受けると
どのような効果があるのでしょうか?

ここに手術をする前の状態とした後の効果を
簡単に書きだしておきたいと思います。

さて手術を勧められる人は
重度の側弯症、つまり湾曲がすでに50度を超えた
まだ16歳以下の若い患者さんがほとんどです。

多少個人により状況は違いますが
50度を超えた側弯症の患者さんの悩みは
外見つまり見た目に対する悩みがほとんどです。

周りの人から背中が曲がっていると言われる
周りの人から姿勢が悪いと言われ辛い
胸の大きさが違って見え気になる
おじぎをすると片方の肋骨が出っ張って見え恥ずかしい
写真に写るといつも肩や顔が傾いて見え恥ずかしい
背中の曲がりが見える薄着や水着が着れない
ウェストの高さが左右違い人目が気になる
自分の体が恥ずかしく恋人にも見せられない


こういった普段の生活での悩みが影響して
友達との夏のパーティーなどといったものにも
恥ずかしくて参加できず
重度の側弯症の患者さんは非社交的になりがちです。
それらの悩みが手術をすると

ある程度着たい服が着れるようになる
なんといっても普段人目を気にしなくて済むようになる
両肩の高さ、肩甲骨の出っ張り方、ウェスト、
お辞儀したときの肋骨の出っ張りなどが見えなくなる
湾曲はかなり改善され特に見た目はよくなる
湾曲がさらに進行する不安から開放される


などと言った手術の効果があるわけです。
ただし手術後には多少他の悩みが発生します。

普段は特に痛みはないが、少し動きすぎた日にはだるくなる
日常生活に問題はないが少々体がかたくなる
背中に金属をいれることから異物の不快感を感じる
天気や気圧の変化があるとき痛みを感じる
40歳を過ぎると腰痛がひどくなることがある
背中に手術創が残る

こういった手術による悩みもあるわけですが
ほとんどの手術を受けた患者さんは
普通の生活に戻ることができ
ある程度のスポーツも続けることが可能です。

医者が手術で期待することは見た目よりも
湾曲を改善し進行を遅らせることや
脊柱変形の改善と更なる湾曲進行の防止です。

実際の手術では脊髄の障害をさけるため
無理な矯正はせず、だいたい50%の矯正
もしくは術後の側弯角が30度ぐらいになるのを目指します。

ですから医者の間では手術の最大の目的は湾曲の矯正で
どれだけ湾曲を無理なく真っ直ぐにもどすことができるかに
重点がおかれ、体のゆがみなどの見た目とつながる部分は
2の次であるときがややあります。

実際背骨がかなり真っ直ぐになり医者は大満足で手術は
大成功と患者に報告しても、その背骨の違いが見えるのは
レントゲン写真だけであって、外見がさほど変化がないと
患者は不満を訴えることがあります。

こうした側弯矯正手術は医者と患者の間で多少期待する
目的が違うこともあるので
見た目を良くすることを最大の目的として手術するよう
お願いするのも良いと思います。

ココに挙げた手術による最大の効果を
しっかり考えて手術をするかしないか
決断するときの参考にして欲しいと思います。

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