主治医を名医にする3つの心構え

近くに名医と呼ばれる医師がいないとき
あなたはどうしますか?

そんな時自分の経過観察をしてくれている
少々とっつきにくい側弯症治療の整形外科医の主治医が
名医のようにすばらしい治療をしてくれればと
思いませんか?

あなたの主治医には名医ではなくても
それなりに経験のある側弯症専門の医師を
選んでいると思います。

実は側弯症治療の経過観察でいつも会っている
主治医があなたの状態を一番よく知っており
一番あなたにとって適切な治療法の判断を
してくれる可能性があるのです。

つまりあなたが主治医を上手に活用することができれば
あなたの主治医も名医のような働きをしてくれるわけです。

その主治医を名医にする患者さんが持つべき大切な心構えを
3つにまとめてみました。

その主治医を名医にする3つの心構えとは;
1.主治医を信用すること
2.主治医任せにはしないこと
3.医療過誤を意識して疑わないこと

1.主治医を信用すること
はじめて側弯症の検診にきたとき
主治医が予想に反して若い医師であった場合
この医者はだいじょうぶだろうか?と見た目から
疑ってかかり、その医師は経験のない医師だと
決めつけてかかる人もいます。

また、検診のときあまり詳しく説明してくれなかったり
自分の話をよく聞いてくれなかったりしただけで
この医者はだめな医者に違いないと初日で判断し
あまり医者の言葉を信用しない患者さんもいます。

結局医者も普通の人ですので
たとえ手術の腕がよく経験豊富な医師であっても
いつも患者さんの話を上手に聞けるわけではなく
また若く見えるからといって経験がないわけでは
ありません。

患者さんの疑心暗鬼、つまり信用のない気持ちは
医者からみてもすぐわかり、結果的に
医者も話し方がぎこちなくなったり
不愉快になってきちんと説明しなくなったりします。

逆に自分の話しを信用して聞いてくれる患者さんには
詳しく説明し、いろいろなアドバイスをあげたりと
名医のような対応になるわけです。

ですから始めから疑ってかからず
信用してはなしを聞いてみると、なんでも答えてくれ
とても得することができると思います。

2.主治医任せにはしないこと
次によくある患者さんの失敗は
昔からある医者には黙って従え的な考え方から
主治医に治療のことをすべて任せ自分で判断をしないことです。

今の医療は患者さんが主役です。
医者はあくまでも患者さんにとってもっとも最良の治療を
選んでもらうために、よかれと思ってアドバイスをします。

ところが患者さんが自分で治療を選ぶという
患者さん自身の責任を放棄して医者にすべてを
任せてしまうと、あとでこんなはずではなかったなどと
トラブルをおこす原因になったりします。

つまり医者はあなたに良かれと思ってアドバイスをするのですから
それを参考にして自分のからだの治療に責任をもち
納得するまでじっくり医者のはなしを聞いて決断するように
してください。

あなたが自分でその手術がよいと納得してうけるのであれば
医者も最高の結果を患者さんに贈ろうと最善を尽くして
責任をもってあなたの手術を受け持ちます。

3.医療過誤を意識して疑わないこと
医療過誤のニュースがほぼ毎日にように報道されていますが
それはニュースになるということで、つまり日常茶飯事ではありません。

実際手術を受けるとなると、
手術室でどんなことがあるかわからないので
自分も医療過誤に巻き込まれやしないかと
不安にならない人はいないと思います。

しかし医療過誤を起こすような医者は
始めから患者さんのことを大切に思っていなかったり
実は自分のスキルに自信がなく
それを誤魔化すために丁寧な手術の説明などしない
患者は黙って従え的な医者の場合が多いと思います。

ですからなんでも質問に答えてくれ
手術の前や後に丁寧に説明してくれる医者は
自分のスキルに自信があり、患者さんのことを
大切にできる医者つまり名医です。

そのような医者ではないというなら
セカンドオピニオンを有効に活用するべきですが
もし丁寧に納得ゆくまで説明してくれる医者であったなら
名医である確率が高いです。

その名医に対して医療過誤を過剰に警戒し
疑った質問や疑心暗鬼にかかっていると
その気持ちは自然と名医にもつたわり
名医たる主治医の自尊心が傷つき、
せっかくのすばらしい手術のスキルが
手術中活かされなくなってしまうことにも
なりかねません。

信頼して主治医とよく話し合うことが
実は満足のいく治療をうける秘訣だと思います。

下に主治医を有効に活用する賢い患者さんのための
具体的アドバイスをまとめました。参考にしてください。

1.まずはあいさつをして医者に好印象を与えること
2.そして医者の話しをよく聞き信頼を勝ち取ること
3.自覚症状と病歴をメモしておくこと、そして解決したい
自分の一番の悩みや痛みなどもメモしておくこと
4.疑問や不安などもメモに書いておき
これからの治療の見通しを聞くこと
5.治療法を決めるのはあなたの権利であり責任です。
医療はあなたを助けるためのもの、納得してから決めること。
6.納得できなければ、何度でも質問すること。
そしてセカンドオピニオンも必要なら活用すること。
7.手術の限度を知り、最善の治療をしてくれる医者を
信じて治療に専念すること

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